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訃報 岸田衿子さん

岸田衿子さんが4月7日亡くなりました。82歳でした。
菫の花から生まれた青いしじみ蝶みたいな人、と詩人の石垣りんさんが教えてくれました。大人になっても 子どものように 無邪気に 奔放に 詩を書き 絵を描いて 暮らしました。茨木のり子さんのご縁でお近づきになり、詞華集「いそがなくてもいいんだよ」を童話屋から出版しました。
浅間山麓の森の山荘でごちそうになったカボチャのサラダと手作りのパンがおいしくて、わが家の定番になりました。「かくれんぼが好きでここでもやるのよ。わたしは いつも かくれる番」とおっしゃった笑顔が忘れられせん。
その衿子さんが満開の桜の下で、かくれんぼをしてしまいました。
童話屋 田中和雄



いそがなくてもいいんだよ

いそがなくてもいいんだよ

  • 作者: 岸田 衿子
  • 出版社/メーカー: 童話屋
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 文庫



講演中止のお知らせ

3月19日に南伊豆町公民館ホールで予定されておりました
山根基世さんの講演「二人で話そう石垣りんさんのこと」は
この度の震災の影響により中止となりました。
大変申し訳ありません。

また今回の震災にて被害にあわれて方々へ
心よりお見舞いを申し上げます。

お知らせ:元NHKアナウンサー山根基世さんとの対談

(更新)震災の影響により中止となりました。

南伊豆の図書館に生まれた石垣りん記念室は、この3月で2周年になります。
そこで石垣さんと生前おつきあいのあった元NHKアナウンサー山根基世さんと田中が「二人で話そう石垣りんさんのこと」という題で対談します。



日時:3月19日(土)13:30〜15:00
場所:南伊豆町中央公民館ホール
入場無料
お問い合わせ:南伊豆町立図書館(0558-62-7100)



河津桜は満開?で金目鯛が美味しい町です。踊り子号で下田に来てバス20分で着きます。ぜひピクニックがてらお出かけください。

講演会のお知らせ:俵万智さんに聞く「生まれてバンザイ」

『俵万智さんに聞く「生まれてバンザイ」』という題で田中が聞き手です。



 日時:2月13日(日)14:00〜15:30
 場所:銀座 教文館9Fウェンライトホール
 定員:100名(残席あり)
参加費:1,500円
お問い合わせ:教文館ナルニア国(03-3563-0730)



「生まれてバンザイ」は俵さんが赤ちゃんを生んでお母さんになって歌った子育ての歌集です。佐々木正美先生の「子どもへのまなざし」を熟読した俵さんの子育ての喜びとご苦労をたっぷり聞かせてもらいます。残席がまだあるようですので、お早めにお申し込みください。

ティール・グリーン

大田区の住宅街の中にある子どもの本屋さん「ティールグリーン」で「絵本と詩の話を詩よう」という講座を下記のスケジュールで開きます。(ごめんなさい。既に満席です。)

                                 
1月22日(土)10:30〜「こんなに深い絵本のメッセージ」― 満席
2月19日(土)10:30〜「シャーロット・ゾロトウの絵本」― 満席
             ゲスト:翻訳者みらい なな
3月12日(土)10:30〜「詩の話を詩よう」― 満席
お問い合わせ 03-5482-7871
                                 

絵本や詩の講座は別の企画が進行中です。決まり次第、ブログ等でお知らせいたします。


沼津子ども図書館パタポン

沼津の子ども図書館パタポンの応援団長山田さんから、利用者がふえているという嬉しいお便りが来ました。パタポンは昨年イトーヨーカドーから沼津市の子育て支援課が引き継いでオープンした施設です。去年の行った講演が好評で、今年もその続きをやれという要望がありましたので3月に今年も講演をさせていただくことになりました。テーマは「こんなに深い絵本のメッセージ」です。
「アンガスとあひる」「はなをくんくん」「3びきのやぎのがらがらどん」「おかあさんのたんじょうび」「せきたんやのくまさん」などの話をします。俵万智さんの「生まれてバンザイ」も話すことにしていますのでお近くの方はぜひおいで下さい。入場は無料です。

  講演日時:2011年3月9日(水)AM10:30〜
   テーマ:「こんなに深い絵本のメッセージ」
    場所:沼津こども図書館「パタポン」(入場無料)
お問い合わせ:055-952-8077

訃報

「まど・みちお全詩集」の編集者として知られる伊藤英治さんが胆管ガンのため12月3日午後亡くなりました。65歳。愛媛県に生まれました。葬儀は本人の意志で近親者のみで行い、近くお別れの会を開くそうです。喪主は妻の小百合(さゆり)さんです。

枕元には理論社から刊行予定だった「阪田寛夫全詩集」のチラシや校正紙が置かれ、近年発見されたまど・みちおさんの戦争詩を含む二冊目の全詩集の原稿などが、主を失って途方にくれていました。

伊藤さんはまど・みちお、阪田寛夫、くどうなおこの詩業に通底する子どもの真実、人間の真実の探求に誠実に取り組み、著者の方々から愛され、深い信頼を得た希有な編集者でした。心よりご冥福をお祈りします。
童話屋 田中和雄

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詩のはなしを詩ようpart2

銀座の教文館ナルニア国で開催されている「童話屋の30年30話」展がそろそろ終ります。
そこで編集者の田中和雄がご来店のみなさまと歓談したいと思います。
題して「詩のはなしを詩よう」
8月25日(水)11:00〜17:00
8月29日(日)14:00〜17:00
8月31日(火)14:00〜17:00

ご参加の方に「童話屋の30年30話」リーフレットを差し上げます。

田中和雄 講演予定のお知らせ

童話屋編集者田中和雄 講演予定

2010年
長野県飯田市
9月21日(火)13:30〜15:30「石垣りんさんのこと」
9月28日(火)13:30〜15:30「茨木のり子さんのこと」
お問合せ:財団法人八十二文化財団 担当:山口さん(026-224-0511)

11月(日時場所未定)「こんなに深い絵本のメッセージ」
お問合せ:財団法人東京都福祉財団 担当:高木さん/秋山さん(03-5206-8738)

12月21日(火)(時間未定)「安野光雅さんとの出会い」
お問合せ:高島屋セミナー富田さん(03-3246-2175)

2011年3月19日(時間未定)
「石垣りんさんとの思い出」石垣りん文学記念室3周年記念対談
元NHKアナウンサー山根基世さん/田中和雄
お問合せ:南伊豆町立図書館外岡さん(0558-62-7100)

(訂正)詩の話を詩よう

こんにちわ、童話屋の編集者田中和雄です。
この夏、童話屋が出版30周年ということで銀座のナルニア国さんがお祝いのフェアを開いてくれています。7月31日(土)には「子どものままで30年」というタイトルで講演をしました。そのあとでスタッフのみなさんとお茶を飲みながら新しいイベントを考えました。それは、ナルニア国のお客さまと田中が「詩の話を詩よう」という企画です。

詩の話を詩よう.jpg

どうぞ遊びにきてください。

タイトル:詩のはなしを詩よう
日時:8月11〜13日、15日(14時から17時)
場所:銀座教文館6Fナルニアホール
定員:10人前後

※なおナルニアホールでは8月31日(火)まで童話屋30年30話として童話屋の30年のパネル展示をしています。

(訂正)
8月11日〜15日とご案内しておりましたが、11日〜13日、15日の開催となります。

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