SSブログ

【新刊】ワンちゃんの絵本がもうすぐ産まれます [出版]

イヌカウコドモcut.jpg
この絵が表紙を飾ります。タイトルは「イヌ カウ コドモ」。
絵を描くのはご存じ、絵本作家のスギヤマ カナヨさん。
文は金森美智子さん、犬の訓練師です。

「きみの いえに こいぬが きたのか よかったね 
 きっといい ともだちに なれるよ」
という風に、お話は始まります。

犬は飼い主の所有物ではありません。可愛いだけのペットでもありません。
犬は家族の一人、子どもにとっては弟であり妹であり、友だちでもあります。
お父さんやお母さんにとっては、もう一人の子どもです。
犬が来たときには、家族の一員として迎えましょう――というメッセージ。
犬を飼う子ども達と、家族の方々にぜひ読んでほしい絵本です。

-----
仕様:A4判 上製 本文2色 32頁
定価:予価 1200円+税
発売:2013年1月
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

「きみは詩人だよ」と言われて嬉しくなった子どもたち。 [日記]

先月は中学校に呼ばれて、詩の話をしてきました。
一つは高知県の佐川中学校で「詩のトビラ ひらけごま!」、もう一つは東京都杉並区の井萩中学校で「いい詩と出会う」というタイトルでした。

話のはじめに「自分を詩人だと思っている人は手を上げてください」と聞いたら、一人の手も上がりませんでした。

そこで、三好達治さんが書いた「詩を読む人のために」(岩波文庫)の中から、「詩を読み詩を愛する者はすでにして詩人である」という一節を借用して、「詩を一つでも読んだ人は、もう詩人で、詩を好きな人はもっと詩人で、自分で詩を書いた人はもっともっと詩人です」と話したところ、子どもたちから「詩人と言われてうれしかった」という感想がたくさん届きました。

ぼくが駆け出しの編集者だったとき、三好さんに「君はすでに詩人だよ」と紙背から言われて励まされた記憶を、そのまま子どもたちにも語ってみました。学校訪問はこれからも続きます。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。