SSブログ

いのちをいつくしむ心 [日記]

 8月15日がもうすぐ来る。日本が戦争に敗けて64年が経つ。日本は憲法9条という箍にはばまれて平和がつづいているが他国では戦禍が絶えない。
戦争を引き起こすのは誰だろうか、と歴史をひもといてみると、圧倒的に男だちだ。男のからだのなかには戦争のDNAがあるのだろうか。どうもあるように思える。このDNAを根こそぎ剪みとってしまうことができないかしらん。

 すこし前に浜松の小児科のお医者さまから一本のビデオテープを送っていただいた。小学校や中学、高校の子どもたちが赤ちゃんと遊んだり、抱っこしたりする姿が生き生きと映しだされている。女の子はもとより男の子の表情が明るくて、ニコニコ笑っているのが印象的だ。男の子はちゃんばらや戦争が好きというのはひどい誤解だ。男の子の心にいのちをいつくしむ心があって、それがいたいけな赤ちゃんによって引きだされてくるのだろう。登場する男の子の顔も、ハッとするほどやさしい。

 戦争を廃絶するなんて口で言うのはやさしい。ぼくは、この一本のビデオテープを見て、ほんの少し希望を持った。祈ったり、誓ったりするだけでは足りない。小さくても、一歩を踏み出したいと思った。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。