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「すてきなひとりぼっち」 [出版]

谷川俊太郎さんの千数百編の詩を凡そ100編にしぼって2冊の詞華集にまとめてやろうという野望?を持ったのが5年前。1冊目は「はるかな国からやってきた」というタイトルで、4万5千冊の大ヒットとなった。2冊目は5年の間、新しい詩集もぜんぶ読んで「対になる詩集」を目指して、タイトルは「すてきなひとりぼっち」と決めた。表紙は「はるかな国~」が、銀色の宇宙に輝くアンドロメダ星雲に対し「すてきな~」はデザインを変えずに銀色を明るいブルーにして、谷川俊太郎さんの究極の2冊になった。

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2冊並べると我ながらうっとりするほど美しい。万を持して童話屋通信(童話屋の新刊情報などを載せたFAX)を書店に流したところ、注文数が10日で2500冊を超えた。50冊もとって平積みしてくれる書店もある。7月の末には書店に並ぶ。

帯に紹介した詩がすてきだ。

 まなび

 本を
 たくさん
 頭の中に

 あるばむを
 一冊
 胸の中に

 そして
 出来るなら
 天国を
 心に深く
 
 わたしはもちたい
 
 くるかもしれぬ

 独りの時のために


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